代謝循環器系外来患者のアドヒアランスへの看護量の測定

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本研究は,代謝循環器系外来患者のアドヒアランスへの看護量を検討した。代謝循環器系外来看護の連携箇所を外来患者の受療経路から得点化し,看護が必要な量を換算する方法を考案,参加観察および記録した。調査施設として3病院を選定し,臨床研究倫理審査において研究承諾を得た。その結果,対象は,年齢が58.1±10.7歳(mean±SD,以下同じ),平均受診期間67.2ヶ月,計721名だった。その結果,看護が連携していた箇所数は平均2箇所,看護連携得点は1.9±0.6だった。外来看護量は2.6±1.0だった。Spearman順位相関係数を分析の結果,看護量は,対象一人当たりの一日の診療報酬点数と0.44(p<0.001)の有意な相関を示した。外来看護の業務は,診察補助だけが約26%で,約74%は診察補助と,検査室や他の診療科との連携を必要とした。

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