日本眼科看護研究学会について

   看護研究で転職を考えた?

転職を考えた・・・そんなあなたに


日本眼科看護研究会は、昭和60年4月に眼科看護の質的向上と医療の向上のため、眼科に従事する看護師を始め、技術者、眼科施設向けの研究会として発足されました。

毎年、研究発表や、講習会、講演会の実施、会誌の発行や会員同士の交流の場なども設けられています。会員は、眼科看護に従事、または関心を有する看護師および眼科看護技術者(OMA:眼科コメディカル、視能訓練士など)、MSW(ソーシャルワーカー)、眼科看護を行っている施設および事業に賛同・協賛する方により成り立っています。

 

眼科看護のおける最大の特徴は、「視覚」という感覚器官に対するケアだということです。「視覚」という個人の感覚に対し、その障害の程度、感じ方、捉え方には大きな個人差が生じます。そのそれぞれに対し、より個別的なケアを計画、実施する必要性があります。

また高度で繊細な眼科手術に付随する患者のケア、さまざまな原因から来る眼科疾患・視覚障害の、急性期、慢性期、回復期、そして予防期においてより専門性の高い最新の技術と知識を共有しより高めていくことを目指しています。

 

眼科看護研究発表会は年1回開催されています。眼科看護研究会では眼科疾患、視覚障害のある患者の不安を解消し、QOLを高められるよう取り組んでいます。眼科看護研究会では講演会や、各種のシンポジウムにおいて眼科看護の専門性の知識や、眼科患者の抱えるQOLの問題についての発表が行われています。眼科看護研究会で研究発表を行うには日本眼科看護研究会の正会員、または施設会員である必要があります。