看護研究におけるパワーポイントの使い方

看護研究発表において効果的なプレゼンテーションを行うツールとして最近はパワーポイントが主流になってきています。視覚的に訴える情報量が多く、見やすいことで情報の伝達がスムーズにいきます。またパワーポイントで、「配布資料」を簡単に作ることができます。

 

パワーポイントを視覚資料として使う場合「ノート」という機能を使うと画面とその内容に応じた、発表原稿を読むことができます。

 

研究発表を口頭で行うと早口になりやすいのですがパワーポイントで視覚的情報にするだけで、聞き手への伝達情報量は増えます。

 

パワーポイントを作成する場合はいくつかのポイントがあります。

○文字・文章:1ページ当たりの文字数が多くないこと。文字は適度な大きさであること

        見やすい文字色であること。多色使いは見にくいことがあります。

 

○内容構成:ページごとの流れを考えて作成すること。前後関係がばらばらでは伝わりにくくなります。要旨を端的に箇条書きにすること、キーワード選定と行うこと、画像を使用すえることで見やすい原稿となります。

 

○スライドの構成:画面の切り替わり、アニメーション効果などいろいろな技法がありますが最終的には「看護研究そのものの内容」が勝負ですので、あまり多用せず必要最小限にしましょう。強調したいところに重点を置いて効果を加えると印象に残ります。

     

ただし学会によってはパワーポイント・アニメーション効果などの使用を制限しているところもあるので、準備を行う場合には、最低限の情報は得ておきましょう。

 

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