口腔ケアに関する看護研究

   看護研究で転職を考えた?

転職を考えた・・・そんなあなたに


看護研究を行う中で口腔ケアに関する先行研究の数はとても多いと考えます。私自身も初めて取り組んだ看護研究は口腔ケアに関するものでしたし、現在に至るまで口腔ケアと付随して食に関する看護介入に関しては取り組んでいるテーマです。

 

一口に口腔ケアといってもその原因から対応までその内容は多岐にわたります。またほぼ全科において取り組む看護であり、年齢に応じても必要なケアです。

 

口腔ケアからの研究の発展先として食への関わり、摂取障害や嚥下障害、嚥下訓練などとの関連性なども出てくるため研究テーマのきっかけとしてはいくつかあがると思います。先行研究においては口腔ケアから誤嚥性肺炎にまで発展させた研究も行われています。先行研究も多いのでそれぞれの研究の考察:今後の展望などからさらに発展した後発研究の有無なども調べる必要があります。

 

先行研究のテーマとしては治療(化学療法、放射線療法など)に伴う副作用によるもの、安静や意識レベルの低さによる直接的な口腔ケアの過程において生じる感染症などに起因するもの、口腔ケアの方法に対する考察や各種のマニュアルなどがあります。資料や文献は多く集まりますがその中でどう「独自性」を持たせるかがこの分野で看護研究を行う時の課題となるでしょう。各科においてある疾患(状態)に焦点をあてるなどの細かいところまでまたはどのような展望に基づいてという視点で考えるとテーマを決めることができるのではないでしょうか?