看護研究の雑誌について

   看護研究で転職を考えた?

転職を考えた・・・そんなあなたに


看護研究を行う上での雑誌の役割についてお話します。看護師が閲覧する雑誌にはいろいろな種類があります。新人ナースを対象としたものや、専門看護雑誌、また医療的要素の強い雑誌までレベルも内容も様々です。

 

雑誌は、参考文献や、引用文献としての役割は少ないですが、最新の情報が掲載されているため、現在の看護への取り組みや、他施設が行っている直近の看護研究の資料や内容が抜粋してあることで、自分たちの研究や、看護の質の向上にむけた取り組みのヒントとなります。自分たち普通だと思っていたことが、視点を変えることで「解決すべき問題」と感じている場合もあり、その視点からは学ぶことが多くあります。

 

雑誌にもよりますが、各学会との連携もありこれから行われる予定の学会情報や、論文の募集要項などもあり、ひとつの目標にもなります。

 

看護研究そのものを雑誌にしたものもあります。現在行われている研究方法の最前線の情報や看護研究者としての理論、各大学発行のもの、各学会発行のものも多くあります。数多く発行されていますので、先行研究を調べる時にはとても役にたちます。

 

先行研究の資料として、雑誌の占める割合は多いようです。先行研究の中で「考察:今後の展望、方向性」の中には後発研究としてのヒントが多いので、テーマに迷った時は参考にできるかと考えます。あくまで「参考」ですので自分の行う研究を行う環境に当てはまるかをまず検証する必要はあります。