O医療技術短期大学部卒業生の口腔ケアの学習状況と臨床における口腔ケア実施状況との関連

   看護研究で転職を考えた?


看護基礎教育に携わる筆者らは,臨床において口腔ケアがおろそかにされがちな現状を改善するため,ケアの定着にむけた教育方法の検討が必要であると考えた。その基礎資料を得るため,O医療技術短期大学部で看護教育を受けた1期生から9期生までの卒業生を対象に在学時の口腔ケアに関する学習状況と卒業後の臨床 における口腔ケアの実施状況について調査した。

その結果,227名のうち口腔ケアについて講義で 「習った」 とした者は99名 (43.6%),演習で 「習った」 とした者は34名 (15.0%) であった。 また,実習で 「実施した」 者53名 (23.3%),「見学した」 者13名 (5.7%) であった。 在学時に口腔ケアに関する教育を受けたことを記憶している卒業生の割合は,どの授業形態においても半分以下であった。 また,在学中における口腔ケア学習状況と就職後における臨床での口腔ケア実施状況には関連がなかった。

(出典:日本看護研究協会)

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