看護研究の進め方
看護研究で転職を考えた?
転職を考えた・・・そんなあなたに
研究過程の進め方は区分すると以下のようになります。
- 研究の課題を見つける
- 研究の課題を明らかにする
- 仮説を立てて研究の準備を行う
- 研究計画立案
- 資料を収集を行う
- 手に入れた資料の分析を行い、信頼性を確かめる
- 論文の作成
- 研究発表の準備を行う
- 研究の発表を行う
まず、1・2 についてお話します。後に詳しく書きますがこれが「テーマ」となり研究論文 の「はじめに」の部分にあたります。日常の業務の中で「あれ?」「もっと改善できる」と いう内容がテーマの種になりやすいので漫然とやり過ごさずに心に留めておいてください。
次に3についてです。この研究をすることで期待される結果は何かを明らかにすることで す。誰しも今より悪い結果を期待する人はいません。この「事(看護等)をすることで「こ ういう結果が期待される」「よりよい看護が提供されるのではないか」というような内容に なります。
4は研究を行うために要する期間を含め全体の流れを明確にします。すべての過程で共通 することですが、5W6H でやりたいことをまとめると作業がしやすいかもしれません。 Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ)How(どのように) 研究を行うにあたって必要とされるデータを集めるのに必要な期間が最も重要となります。 研究の内容によっては5・6の時期と4の時期にと多少の前後があるかもしれません。いずれにせよ、以上の時期のいずれかに破綻があると、看護研究があやふやなものになってしまいます。その時期その時期で計画を確認し「ずれ」が生じていないかを確認し進める 必要があります。