看護研究とは?

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 看護研究とは 何なのでしょうか?「看護学に関して、看護の視点から看護の科学的根拠を 明らかにして、法律性を見出し看護の学問領域における、理論的な位置付けを確立するこ とを目標に行われる学問である」と研究そのものを学問であると位置づけられています。

 

 では、そもそも「看護学」というのはどういうことをいう学問でしょうか? ナイチンゲールは 1867 年の論文の中で「看護とは 何か?」「看護という言葉の意味すると ころは何か?」について、お互いに共通理解するところから始めなければならないと説い ています。本来、看護学全体の構造は「基礎看護学」を基盤としてその対象となる人の特 殊性において「母性看護学」「小児看護学」「成人看護学」あるいは「地域看護」「学校看護」 などが展開されてきました。しかしその根本である「看護とは 何か?」が共通理解されな いまま、いろいろな「看護論」が派生し、看護教育課程でそのどれを活用するかは個々の 看護師の自由となったことで、「それぞれの看護観」へとつながっています。 しかし臨床ではチームによって看護が展開されていますので、患者の問題点の解決の為に は行動方針を一致させ実践する必要があります。その為に日々のカンファレンスがあり、 さらに、研究することにより得られた知識や理論を実践に活かすことが必要です。 以下に看護研究の目的を箇条書きに提示します。看護研究とは 何か今一度みなさんも考えてみてください。

 

  • よい看護実践をするための知識や理論を手に入れること。
  • 研究によって得られた知識や理論を、看護実践に活かし、看護の質を高める。
  • 専門職としての看護婦の資質の向上を図る
  • 看護を学問として確立させることにより、看護学に社会性を持たせる(認められる)

 

こうみると看護研究とは 非常に奥が深いですね。