日本看護研究学会について

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日本看護研究学会は看護学の教育・研究・発展のために1974年に準備委員会が発足、翌年に四大学研究学会として開催されました。1981年に日本看護研究学会と改称され広く看護学向上を目的としています。日本看護研究学会の活動内容としては講演会の開催、学術集会の開催、奨学会事業などをおこなっています。また、現在では全国で5つの地方会(北海道・東海・近畿北陸・中国四国・九州沖縄)が開催され看護学に関する研究活動の場となっています。

 

日本看護研究学会への入会には、同学会の評議員(各都道府県または各地区)の推薦が必要となります。また在学中の学生(大学、短期大学、専修学校)は入会できないことになっています。現在の会員数は約6000人です。

 

日本看護研究学会の特徴としては奨学会研究制度にあります。この制度により若手の研究者に対して、研究費の授与を行いその活動を助成しています。日本看護研究学会員として3年以上の研究活動の継続を行う必要があります。その後、申請・推薦の後に、審査され認められた会員のみ研究活動の助成を受けることができます。また日本研究学会学術集会での1回以上の発表を行っていることも条件のひとつです。

 

日本看護研究学会のHPにおいては過去に行われた研究学会会員の研究の論文が一般公開されており、検索・ダウンロードを行うことができます。原著、研究報告、資料、技術、実践報告などもあり、看護研究を行う上での文献・論文を探すことでも有効に活用することができます。