経管栄養施行例における経鼻胃管,接続管の細菌学的調査

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脳外科病棟で経管栄養法を施行中の13例を対象に経鼻胃管,接続管の細菌汚染調査を行い,経管栄養施行時の感染予防について考察した。 経鼻胃管では留置期間に関係なく,管内から Staphylococcus aureus, Streptococcus spp., Pseudomonas aeruginosa などが検出された。

接続管でも同様に管内全体から S. aureus, Pseudomonas spp., Acinetobacter baumannii などが検出されたことから,経鼻胃管,接続管を介しての感染が起こる可能性が考えられた。 また経鼻胃管と接続管からの検出菌種に違いが認められ,細菌の侵入経路が異なることが示唆された。 感染予防のためには,管内の洗い流しを徹底するとともに物品の清潔管理,口腔ケア,鼻腔ケアなどの,清潔保持のための看護ケアを効果的に使うことが必要で あろう。

(出典:日本看護研究協会)

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